2026/08/19
「ジェルネイルを続けたいけれど、付け替えのたびに爪が薄くなっていく気がする」——そんな不安をお持ちの方にこそ知っていただきたいのがフィルインという技法です。
結論からお伝えすると、フィルインはベースジェルを一層残してオフする技法です。残したベースの上に新しいデザインを重ねるため、毎回すべてを削り落としたりアセトンで溶かしたりする必要がなく、自爪への負担を大きく抑えられます。
ルミエナ銀座ではスタッフ全員がフィルインの技術を習得しており、どのネイリストが担当しても対応が可能です。この記事では、フィルインの仕組みとメリット、パラジェルとの組み合わせ、そして知っておいていただきたい注意点を、施術する側の視点から解説します。
フィルインとは?従来の付け替えとの違い
ジェルネイルの付け替えには、大きく分けて2つの方法があります。
従来の方法(オフして付け替える)
アセトンでジェルを溶かす、あるいはマシンで削り落として、爪の表面をまっさらな状態に戻してから新しいジェルを塗り直します。手軽ではあるものの、ジェルを完全に除去する工程で自爪の表面も一緒に削られやすく、これを繰り返すことで爪が薄くなったと感じる方が少なくありません。アセトンによる乾燥も、爪や指先の負担につながります。
フィルイン(一層残してオフする)
爪に密着しているベースジェルの一層だけを残し、その上のカラーやデザイン部分を丁寧に削り取って、新しいデザインを重ねます。ジェルネイルで爪が傷む主な原因は①アセトンによる乾燥、②削りによるダメージの2つですが、フィルインは自爪に触れる工程がほとんどないため、この両方を避けられるのが最大の利点です。
例えるなら、壁を塗り替えるときに「下地ごと剥がしてやり直す」のか「下地を活かして上から塗り直す」のかの違いです。下地が健全であれば、後者のほうが壁そのものを傷めずに済みます。
フィルインのメリット
- 自爪への負担を抑えられる:削る・溶かすという工程を最小限にできるため、付け替えを繰り返しても爪が薄くなりにくくなります
- 爪の乾燥を防ぎやすい:アセトンを使わないため、指先の乾燥や白化が起こりにくくなります
- 施術時間を短縮できる場合がある:オフの工程が省けるぶん、デザインに時間を使えます
- 持ちが安定しやすい:健全なベースが残っているため、密着が良い状態を保ちやすくなります
なぜフィルイン対応のサロンは少ないのか
これだけメリットがあるにもかかわらず、フィルインに対応しているサロンは決して多くありません。理由は技術的な難易度の高さにあります。
フィルインでは、残すべきベースジェルと削り取るべき部分を、目視と手の感覚だけで正確に見極める必要があります。削りすぎれば自爪を傷つけてしまい、削り足りなければ厚みが出て仕上がりが不自然になります。マシンワークの精度と、爪の状態を読み取る目が求められるため、習得には相応の訓練が必要です。
また、ベースジェルの選定も重要です。ルミエナ銀座ではサンディング(爪表面をやすりで削る下準備)が不要なパラジェルをベースジェルに使用しており、フィルインとの相性を考えた組み立てをしています。パラジェルについては別記事「パラジェルは意味ない?普通のジェルとの違いを東銀座サロンが解説」で詳しくご紹介しています。
フィルインを受けるときの注意点
1. 爪の状態によっては対応できないことがあります
ベースジェルが浮いている(リフトしている)箇所がある場合、その部分は一度オフしてから施術します。浮いた状態のまま重ねてしまうと、隙間に水分が入り込みトラブルの原因になるためです。全体の状態によっては、フィルインではなく一度すべてオフすることをご提案する場合があります。
2. 他店で施術したジェルは対応が難しい場合があります
使用しているベースジェルの種類によってはフィルインができないことがあります。他店から移られる場合は、初回はオフからのスタートになるとお考えください。
3. 定期的なご来店が前提になります
ベースを活かし続ける技法のため、伸びすぎて根元に大きな段差ができる前にご来店いただくほうが、きれいな状態を保ちやすくなります。3〜4週間ごとのペースが一つの目安です。
パラジェルとの組み合わせ
ルミエナ銀座では、ベースジェルに「パラジェル」を使用しています。パラジェルは、塗布前に爪の表面を削る「サンディング」が不要なベースジェルです。
装着時に削らない(パラジェル)×付け替え時に削らない・溶かさない(フィルイン)——この組み合わせによって、ジェルネイルのサイクル全体で自爪に負担をかける工程を減らせます。ただしパラジェルだけですべての負担がなくなるわけではなく、下処理や付け替えの技術も持ちや爪への優しさを左右します。パラジェルについて詳しくは別記事「パラジェルは意味ない?普通のジェルとの違いを東銀座サロンが解説」でご紹介しています。
爪を大切にしながらネイルを楽しむために
ネイルは、一度きりではなく続けていくものです。だからこそ、その都度の仕上がりの美しさと同じくらい、1年後、3年後の爪の状態を考えた選択が大切だと私たちは考えています。
ルミエナ銀座では、300色以上のカラージェルと200種類以上のデザインからお選びいただけます。デザインの幅と爪へのやさしさは、どちらかを諦めるものではありません。
「自分の爪はフィルインができる状態だろうか」といったご相談も歓迎しております。まずはお気軽にご来店ください。
よくあるご質問
Q. フィルインを続けても本当に爪は薄くならないのですか?
A. 削る・溶かすという工程を最小限にできるため、従来の付け替えと比べて自爪への負担は大きく抑えられます。ただし爪の状態には個人差があり、生活習慣や体調の影響も受けます。気になる変化がある場合は施術時にご相談ください。
Q. フィルインは追加料金がかかりますか?
A. フィルインは2,000円(税込・30分)です。ただし次回のご予約をあわせていただいた場合は無料になります。当店ではフィルインを特別なオプションではなく通常の施術として取り入れており、施術そのものの料金はコースによって決まります。詳しくはメニューページをご覧ください。
Q. パラジェルと組み合わせると何が変わりますか?
A. パラジェルは装着時にサンディング(削る下処理)が不要なベースジェルです。フィルインと組み合わせることで、装着時も付け替え時も自爪を削ったり溶かしたりする工程を減らせます。ただし下処理や技術も持ちを左右するため、パラジェルだけですべてが解決するわけではありません。
Q. 途中でデザインを大きく変えたくなったら?
A. ベースを残したままでも、カラーやデザインは毎回自由にお選びいただけます。ただしクリアベースから濃い色へ、あるいはその逆など、仕上がりに影響する場合はネイリストからご提案いたします。
Q. 予約はどこからできますか?
A. Web予約ページ、またはLINE公式アカウント(@kjq5044p)から承っております。
ご予約について
ルミエナ銀座は東銀座駅から徒歩1分(A7出口)。平日9:30〜21:30(最終受付20:00)/土日祝11:30〜20:00(最終受付18:30)の営業です。お支払いはキャッシュレス決済のみとなります。
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技法の詳しい解説は、フィルインとは?自爪を傷めないジェルネイルの施術を銀座のネイリストが解説をご覧ください。
